チタンについて

M - 材料・溶接性

チタンの特徴

  • 耐食性に優れる(硝酸、クロム酸などの酸化性環境ではステンレスよりも優れる)
  • 低温じん性に優れる
  • 密度が小さい(鋼の1/2)
  • 線膨張係数が小さい(鋼の3/4、ステンレスの1/2)
  • 熱伝導率が低い(鋼の1/4、ステンレスとほぼ同等)
  • ヤング率が小さい(ステンレスの1/2)
  • 極めて活性(大気中の元素に反応し、大量に吸収する。酸素、窒素を吸収すると硬化し、延性やじん性が低下する)

チタンは添加する元素によって常温でもミクロ組織が異なる各チタン合金の用途は次のようなものになる

αチタン合金
低温用構造材料、極低温容器など

βチタン合金
航空機部品、宇宙船部品など

α+βチタン合金
航空・宇宙産業用機器、海洋開発機器など

WES(溶接管理技術者)1級への道

コメント

  1. Awesome post! Keep up the great work! 🙂

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